4.0 点
人生初のマッチングアプリ、世間の厳しさを知る
実家から近い職場に就職して5年ほどして25歳になった頃、兄の結婚や同級生の結婚報告が絶えなくなってきたので自身の焦りを感じました。
家から職場の往復の日々、このままでは一生出会いもなければ結婚もできないと思った私はマッチングアプリの存在を知りました。
正直初めはネット上での出会いに抵抗と不安がありました。付き合うにしても親に紹介するときに出会いを正直に答えたところで交際を許してもらえるのかが不安でした。
それでも出会いが欲しかった私はいくつかのマッチングアプリのペアーズに登録をしました。
プロフィールを書いて、写真を載せて、好きなジャンルのコミュニティに参加をして、同じ県内に住む趣味が同じ男性数人とマッチングしました。
趣味がカラオケだった為、一緒にカラオケに行こうよという誘いが一番多かったのですが、初対面で人柄もわからない男性と2人で個室というのが怖かったので、実際に会う決断ができなくて1か月くらいはメッセージのみでやり取りしていました。
マッチングサイトに登録している男性はとにかく1日でも早く会いたがる人が多いです。私は恋愛経験も乏しいので、身体の関係(いわゆるセックスフレンドややり逃げ)になってしまうことを警戒してお昼、人が多い場所(駅やショッピングモール)でランチから会える人を探していました。
そして3週間ほどやり取りしていた男性と実際に会う約束ができました。週末お昼に駅の近くでご飯を一緒に食べる事になり、仕事の話、趣味の話や自分のことについて何時間か話し楽しい時間になりました。同い年でとても紳士的な方で印象はよかったです。ご飯を済ませて駅内のお店を一緒に見た後2,3時間で解散になり私はまた会いたいなと思いました。
好印象だった人ですが、次の日から頻繁にLINEが来るようになり(会ったときに交換した)、それがエスカレートして数分置きに起きた・ごはん食べた等の報告が来るようになりさすがに鬱陶しさを感じてそのままブロックしてしまいました。
ペアーズで出会ったのはその人だけですが、それがなければ付き合っていたかもしれないです。
文章だけのやり取りではその人の人柄や性格までは見抜けないのだなとその時感じました。
でもいい出会いのきっかけにはなったので、この経験も次に生かして恋活婚活頑張っていこうと思えた体験でした。